家づくり新聞

夏に強い家づくりとは?

「夏場の高気密・高断熱」 

オノダ北上展示場は断熱性能「Q値」=0.76、気密性能「C値」=0.40と、本当に高気密・高断熱と言って良い建物。「断熱がすごいと冬は暖かいだろうけど、夏も暑いんじゃないの?」とよく聞かれますが、そんなことはありません。本当の高気密高断熱の住宅であれば、外気の影響をほとんど受けず、涼しさを取り逃さないので、省エネかつ、快適に過ごすことができます。

写真は7月のある日、サーモカメラで撮影をしたものです。1枚目が展示場の外部。建物表面が熱をもっていることがわかります。一方、2枚目の写真は展示場内部を写したもの。照明が熱を持っていることを除けば、温度ムラの無い快適な環境である事がわかります。

 

「室温が低ければ快適か?」

冷房が苦手な方も多いと思いますが、その原因は、冷房の直接的な冷風による体が冷える等の、部分的な温度低下と、場所によっての温度ムラがほとんどです。冷房が直接あたって快適と思う方は少ないです。しかし、気密性・断熱性が本当に優れている住宅であれば、エアコン1台のみでも全館冷房をする事が可能な為、冷風を直接感じず、且つ温度ムラの無い快適な涼しさが得られます。

 

「快適さの敵は湿度」

また、夏場の快適性は温度調整より湿度の調整の方が重要だと言われます。その為には、内装材に自然素材を積極的に採用することによって、室内全体に調湿性能を持たせる事が重要です。これにより、湿度の多い夏場も快適に過ごす事が出来ます。

 

高気密・高断熱によるムラのない室温と、調湿性能を持った素材を選択することによって、実現する室内空間。その違いを、是非ご体感下さい。

 

展示場外壁を写したもの。うだるような暑さである。

 

展示場内部。涼しさを逃がさず快適な住まいが想像できる。

湿度は夏場でも40%~50%程。

 

高気密・高断熱住宅を見極めるQ値・C値とは?

Q値とは熱損失係数、つまりはその建物からどのくらい熱が逃げるのかを表す数値です。Q値が小さければ小さいほど、断熱性能が優れているということ。

一方、C値とは家の延床面積に対してどれくらいの隙間があるのかを示す数値。こちらももちろん、0に近ければ近いほど気密性に優れた建物であるということです。

「高気密高断熱」と言葉だけで表現するのは業者側からしたら簡単なこと。ですが、その裏付けを確認しないで家づくりが出来ますか?

失敗しない家づくりをする為には、是非とも「Q値・C値はいくつですか?」と業者さんに聞いてみてください。本当にこだわっている業者さんであれば即答してくれる筈です。

最近では新たに、「UA値(外皮平均熱貫流率)」がQ値に代わる数値として使われています。岩手県の大部分では、2015年現在Q値1.9、UA値0.56が推奨されています。しかし、2020年にはこの数値の義務化が検討されています。せっかくの新築がわずか数年で時代遅れの建物にならない様、今のうちからQ値・C値・UA値を考慮した家づくりをする必要があります。

これらの性能は、機械設備に頼らない「素の住宅」としての性能であり、どのメーカーで家づくりをするにあたっても必ず確認すべき共通項と言えます。

 

断熱性・気密性が甘い事務所。温度ムラが見られる。足元だけが寒くなっている為不快。

家づくり新聞一覧

  • 夏に強い家づくりとは?

  • 上に戻る